息子と過ごした大切な日々

2015年12月17日、21歳の息子が自死。
まだ信じられない、信じたくない愚かな母の懺悔の日々。

手紙

息子が小学卒業の時に書いて

(授業で無理矢理書かされた、ともいうけど……)参観日に、一人一人読み上げた後で

もらった手紙。


大切にしまっていたのだけど、

どこにしまったのか忘れてしまい、

諦めていたところ、ひょんな所から

見付かった。


ずっとずっと探していた……。


娘達のは、きちんとしまってある。


でも、息子のだけが見付からなくて

ずっーと、心に引っ掛かっていた。


もう、本当に、貴重な手紙……。

学校で書いたのだから、少しかしこまってるけど……。


あぁ、お兄ちゃんの字だ。

あぁ、お兄ちゃんの言葉……。


これからも迷惑かけると思うけど、

ずっと、よろしくお願いします。

とある……。


おかしいな、もう、なんともならないよ……。

会えないんだから………。


子供にかけられる迷惑なんて、

何でもないのに……


もっともっと、いろんな事

してあげたかった……。


もっともっと、たくさん話せば良かった…。


お兄ちゃん、あの時もお礼言ったけど、

今も、手紙、嬉しいです。

お母さんの宝もの……。

もう、絶対無くさない。


最近、秋田も暑くなってきて 真夏日になってるよ。

お兄ちゃんのいるとこは、暑くないかな?

大丈夫だよね?

もう、汗疹に苦しんでないよね?


ゆっくりゆっくりしてると、思ってます

会って話したいけどね……


お兄ちゃん、大好きだよ……

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