息子と過ごした大切な日々

2015年12月17日、21歳の息子が自死。
まだ信じられない、信じたくない愚かな母の懺悔の日々。

先輩

職場の先輩達とは あまり会話ないな。

業務連絡ぐらいか… なんて言っていたが、

新しい部署で、プライベートな事もラインする先輩が出来たようだった。


口下手で 自分からは あまり動きのない息子だったから、多分 先輩から、いろいろ話し掛けてくれたんだろうな、良かったな、と思ってた。


家も近所だったらしく、飲み会の時は

送って行ってくれたりしていた。


友達とは、滅多に遊ばなくなっていたし、連絡もあまりとっていないみたいだったので、

ラインしながら、ニコニコしてる息子は

久しぶりだった。


会ったことはなかったが、息子からいろいろ情報がきて、何故か 私も先輩通になっていた。


その先輩が、無断欠勤連続して、会社をやめてしまった。吃驚した。


『俺も 辞めたいな…』


それから、ちょくちょく 呟くようになっていった。


本気に取れなかった。

辞めてどうするんだろって、思ってしまってた。


強い口調で話されれば、私も 考えることが出来ただろうか?


毎日、後悔している。

あの日から、毎日 息子に謝り続けてる。


私が 息子を殺してしまったという想いが消せない……。


お兄ちゃん、変なとこで 決断早すぎだよ……

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