次女
息子と長女の成績は、中くらい(多分)
良くも悪くもない(と、思う)
息子の進学した高校は、偏差値は高くない。が、倍率は、県内一だった。
長女も同じ高校を目指してた。模試判定では、合格圏だった(でも 結局 進学したのは定時制高校)
二人とも、塾に嫌々通っての成績だった。
次女は、誰のDNAを授かったのか、学校の授業だけで、学年一桁の成績。塾には行ってない。
しかも、受験生なのに、家ではほとんど勉強してるところ、見たことない……
そして、ストレスを上手に逃がすメンタルの強さがある(と、思っている)
兄の死も、物凄い衝撃だったろうに、彼女なりに、悲しみを上手に昇華しているように思えた。
長女の精神面の事も、次女には 正直に伝えた。
学校に行かない(行けない)お姉ちゃんに、少し理不尽さを感じるかも知れないけど、理解してもらいたい。
〇〇にも、迷惑かけちゃうかもだけど、お姉ちゃんの為に、協力してもらいたい、と。
次女は 長女の様子に ポロポロと涙をこぼしながら、
『○○ちゃんまでいなくなったら、やだ……』
『大丈夫、出来ることはなんでも協力する』
と、言ってくれた。
大人びていると言っても、
しっかりしているといっても、早生まれだから、まだ13歳だったのに………。
次女には、甘えてしまっているね……
ごめんね、腑甲斐無い母親だね……
いつも、ほんとにありがとう。
次女のベットには、大抵
涙を拭いたティッシュが何枚かある。
夜、泣いて……
朝、ごみ箱に入れ忘れてるんだろう……
それを見るたび、切なくて 泣けてくる。
ほんとは一番泣き虫は 、 次女……
だけど、泣くときはいつも、隠れて泣いていた。
最近は、見つけること、少なくなってきた。
大丈夫だろうか?!
今度は間違えたくない……
何かあっても、絶対に守り抜きたい……
お兄ちゃん、力を貸して……
妹達、見守っててね……