息子と過ごした大切な日々

2015年12月17日、21歳の息子が自死。
まだ信じられない、信じたくない愚かな母の懺悔の日々。

手続き

息子が就職した年。4月に簡易保険に加入した。期間は10年で、年払いで14万弱だったと記憶している。


なんにも保険に入ってないのも不安だけど、自分では考えてないと言ってたので、満期の時、おりるお金で、車買い換えなり、なんでもいいけど少し何かの足しになればいいなと思い、月々もらうことにした食費から、払ってた(ほぼ半額)


全て、息子の為にと思ってた……



会社からは、本人死亡でも、少しだが、退職金が出るので手続きを取って下さい、と言われた。


そういえば、病院の支払いもあったな……。

30分の蘇生で、なんでこんなに高いんだろ……。

助かってたなら、一言も何も言わず、喜んで払うけど…………


戸籍謄本取りに行った時、手続きの関係で、機械からの交付が出来ず、窓口交付お願いしたけど……


最悪だった。


『何に使うの?

えっ、まだ若いってか、何、どうしたの?

病気?』


《関係ないでしょ!!》って言いたかったけど……


こんな、失礼な人いるんだ、と、ただ苦笑いだけした……


そして、謄本もらって、車で号泣してしまった。

だって、

《死亡》って………書いてる!!

《死亡》って!!

改めて、確認!?ダメ出しされたような……

悲しい悔しい気持ちがおさまらず、しばらく固まって泣いてた……。



後日もう一枚必要になったが、主人に行ってもらった。私はもうごめんだった。


簡易保険も、解約手続きにはならず

(一応、本人契約にしてたため)

最初は保険金請求手続きになってしまった……

免責期間だから、おりないのはわかってるのに……


後日、いろいろ確認しないといけないことがあって、局にきてもらえないか?と電話が来たが、1時間も長女を一人にするのは、この時、まだ怖かったので、自宅に来てもらった。


いろいろ聞かれた。私からすれば降りないのはわかってるのに、なんでこんなにいろいろ聞かれなきゃいけないのか!

言いづらいことも、何回も……!!と、やるせなかったが、女性の方もうっすら涙目になりながら聞きづらそうに、だったので、我慢した。


うちは、独身の息子だったから、手続きは少なかった。


でも、かなり堪えた………

煩わしかった………


でも、今は、何も無い……


たまに届く息子宛てのDMが、

何故か、息子が生きてた証みたいで……。

捨てることが出来ない……。


お兄ちゃん、いろいろ来てるよ

確認しにきて

確認しにきてよ!!

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