予約
病院を紹介してもらったといっても、予約は自分で取らなければいけないし、病院に行くとき、自分の意見書あげるからね、みたいなものだった。ただ、早く診てもらって、最初たけでも、お薬で落ち着かせるという方法もあるから、と言われた。
(保健室で待ってる間に、やっていたPTSD検査の結果は恐ろしい数値だった。)
早速電話してみたが、最初は断られた。新患うんぬん……。
で、ここで食い下がって、無理矢理説明して(求められてないのに)スクールカウンセラーの先生に紹介されて……………。そしたら、
後で折り返し電話しますからと、いうことで一旦切られた。
だめかなぁ……と諦めかけた時、電話が鳴った。
『最短の予約で2週間後ですが、それでも良ければ、』と言ってもらえた。二つ返事でお願いした。
予約取るのがこんなに大変だなんて……
自死者ワースト1の県だからかな……
息子の時、どうして、同じように、必死に動けなかったんだろう…
体裁?
めんどくさかった?
違う……
本気にとってなかった……
息子に、そんな怖いことできるなんて思わなかった。
そんな、変な行動力あるなんて、思ってもみなかった。
息子の性格は、《石橋を叩いて渡らない》だと思ってた。
息子の気持ちが知りたくて、自死願望の人たちの書込み覗いたことがある。
青酸化合物は、夢のような、喉から手が出るほど魅力的だそうだ。
長女は、やるなら、縊死だと思って、やり方検索したようだ。だって、家の造りは、柱も鴨居もないから。
長女を救いたくて、必死になってたが、
心の中では、
《どうしてもだめなら、一緒に逝くかな……》
と、考えてしまう時があったのも事実だ。
お兄ちゃん、お母さん、どうすれば良かったかな……
無理矢理精神科連れてけば、なんとかなってたかな……
今は、もう、何も悩んでないよね……
笑ってるよね……