息子と過ごした大切な日々

2015年12月17日、21歳の息子が自死。
まだ信じられない、信じたくない愚かな母の懺悔の日々。

息子の進路

息子は、工業高校を卒業して、すぐ 就職した。

高校受験でもうたくさんだったそうだ (笑)


この地域は、進学する子と就職する子、半々くらいか、進学率はそんなに高くない。就職率が高いからと選んだ高校だった。


息子が自分で選んだ進路だし、会社も何社か一日体験して、この会社 良さそうだなと感じて決めたようだった。私は 実は、同じ市内の通勤時間短いとこ、良くないかなと思ってた。


選んだ会社は隣の市にある会社だった。


就職決まってから、会社に招かれて、工場の中を案内してもらい、社長自らいろいろ説明してくれた。単身赴任中の夫も一緒に見て回った。とても安心した。

息子の選んだ会社は、正解だったと思った。


馬鹿だった。

ここで、安心しきってしまっていた。


息子は、何度も、『やめてもいいかな』と聞いてきた。

私が 息子を殺したようなものだ…

いや、事実、

『やめてもいいけど、そのあと、どうするの?』といって、思い止まらせていた。


謝っても謝っても、謝りきれない………


後悔しても、何しても、もう 息子は帰って来ない


あれから、自分のベットで眠ることが出来ない。


だって、息子が 最期のとき、私はベットで惰眠をむさぼってたから………

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