息子と過ごした大切な日々

2015年12月17日、21歳の息子が自死。
まだ信じられない、信じたくない愚かな母の懺悔の日々。

初雪

今朝、初雪が降った。


天気予報通りで、凄い荒れてる。


ふと、去年の初雪も 今頃だったかなぁ、と

思いながら、息子が、事故を起こしたときのことを思い出した。


息子が、まだ若葉マークをつけて 毎日通勤していた 社会人一年生の、秋の終わり頃。


雪の予報が出て 息子の会社のある場所は 自宅付近と違って、かなり降るので

気を付ける様に、絶対スピードは出さないように、と念を押して 送り出した日があった。


雪道の運転は 本当に怖いし、危険。

自動車学校での授業で、少ししか運転したことがなかったはずなので、とても 心配していた。


午前3時頃、枕元の携帯が鳴った。

『母さん、やっちゃったよ。ガードレールにぶつかっちゃった。』


眠気が吹っ飛んだ瞬間だった。


怪我はなく、車も動くと言うので、事故処理してもらってから、駆け付けた主人の車に先導してもらって、帰ってきた。


怪我がなくて、不幸中の幸いだったけど……

元気な顔をみて、胸を撫で下ろした。


雪道になると、倍近く。

吹雪になると、それ以上に、時間がかかる時もある。

毎日毎日、

『無事に帰って来ますように…』

『道路、凍りませんように…』

と、息子が、何事もなく 帰宅出来るように

心配していた。


低気圧で荒れる日は、夜中、何度も目が覚めて、窓から 息子の車があるか確認して、あれば安心して、なければ、なかなか眠れず、

『もう、最初に事故るから、いらない心配しちゃうな』と、苦笑いしていた。


でも、もう、そんな心配はしなくてもよくなってしまった……。


息子の愛車は、今は 主人が乗ってる。


もう一度、息子の運転する車に乗って

怖いだの、スピード落とせだの、ギャーギャー騒ぎながら、賑やかにドライブしたかった。


お兄ちゃん、いつか、また 乗せてくれないかな?


助手席なんて、贅沢いわないから…

後ろでいいから……

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。