息子と過ごした大切な日々

2015年12月17日、21歳の息子が自死。
まだ信じられない、信じたくない愚かな母の懺悔の日々。

心療内科

長女がお兄ちゃんのところに逝きたい……と言い出した日、一日かけて、医者選び?をした。


くちコミなどで評判のいい心療内科は全て断られた。新患受け付ける余裕がないと言われ、2ヶ月後とか、早くて1ヶ月半後と言われた。ただただ吃驚した。

そんなに心を病んでる人がいるのか、と。


冷静に考えれば、命の電話とか、やまびこ電話とか、公共の窓口に相談すれば、なんとかなっただろうけど、もう、私が凄いパニックになってたんだと思う……。


もう、タウンページに頼ってしまった↓


予約なしで大丈夫という点で、もうダメだったんだと思う(今にして思えば…)


次の日、1月5日、午前中に行ってみた(余り気の進まない長女を騙し騙し…)

藁にもすがる思いで……


???な先生だった……。

どうして、うちの話を聞いてくれないで自分の話だけするんだろう??

和ませるだけ??

で、突然思い出したように、

『で、どうしたの?』と聞いてくる。

しかも、あっさり。

詳しく話そうとすると、

また自分の話…。


なんか、雅子さまの話もしてくるし……

???


心療内科は初めて。勝手はよく分からない。

けど、間違ってしまったな、と悟った。


薬も出してくれたが、説明は、

『とってもいい薬だから、これ飲んでれば良くなるよ』だけだった。

詳しく聞こうとすると、『大丈夫よ、お母さん』だった。



院内処方だったけど、薬の説明書は手書き……

マジか……

しかも、気持ちが落ち着く薬って……。


帰宅して、即効調べた。


両極端な意見が別れる薬だった。

でも、未成年に処方するときは慎重に、充分リスクを説明し、少ない量からとあったのに、いきなり成人の量からの処方だった。

しかも、希死念慮が強くなることもあるとあった!!


これで、なんとかなると思ってた私が馬鹿だった。


睡眠導入剤は、大丈夫そうだったので、飲ませてみたが、意識がまだあるのに、体が動かなくなっていってすごく怖かった……と言われて、合わないようだった。お手上げだった……


この時、初めて息子に怒りが湧いたのを覚えてる。


妹まで連れてくのか、と的外れな怒り……。

ほんとは、お兄ちゃんのことだけ想って泣いていたいのに、それも出来ない……。


しかも、結局、薬が効いて無理矢理眠りの世界に入った長女は、体は冷たいし、呼吸も凄く浅くてしてるかどうかわからないぐらい。まるで、発見したときの息子のよう。

怖かった……

ほんとに怖かった……!!


からだが震えた……


『お兄ちゃんの馬鹿!!』

この時、初めてつぶやいてしまっていた……。

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