息子と過ごした大切な日々

2015年12月17日、21歳の息子が自死。
まだ信じられない、信じたくない愚かな母の懺悔の日々。

悲しい授業

今の時期、飲食店は軒並み売上ダウン。

なので、朝の仕込み終えた時点で、帰ってきた。長女の送迎出来るな、と。

お昼頃送っていった。

学校は、13時から16時30分までの4時間授業。今日はバイトあるから、終わる時間に合わせて迎えに行ったが、10分待っても来ない。

バイトの時はひたすら急ぐのに!?

電話したら、声が変。

どうしたの?と聞いたら泣かれた。

友達と揉めたか、先生に怒られたかな……


違ってた。

大雪で電車の運休やらで、18人のクラスの半分近く休んでしまい、3、4時間目の総合の授業が映画鑑賞になったと。

邦画だけど、劇中に母親が自死する場面があったらしい。

もう、ダメだったと……。

兄の事、フラッシュバック……

もう、吐き気やら何やら………

授業抜けて、先生に付き添われてもう号泣だったそうだ……………(過呼吸起こすぐらい)


バイトは二人勤務なので、休めない。

泣きすぎてグッタリ&頭痛するというけど、

どうにも出来ないから、まず行くだけ行っといで、と送り出した。駄目だったら迎えに行くからと言って。


車内で二人で泣いた

これは、しょうがないよ、と。

先生もひたすら謝ってたって。

(自宅にも、電話があって、配慮が足りず申し訳ないと、物凄い謝られた。)


《残念だけど、哀しみはなくならないから……

悲しいのは当然……。

仕方ない……

泣こ、泣くしか出来ないよ……泣いていいんだよ》と話したけど……


担任の先生には 兄の自死と、その後の長女の苦しみは伝えていた。

でも、兄の事は詳しくは何も話していなかった。

聞かれなかったし、あまり話したくなかった。


猛省……きちんと話しておくべきだった。

今回、兄の最期の状況と、長女の今現在の状況をきちんと伝えた。

余りにも、切ない様子で、先生も

びっくりしたと……。


びっくりかぁ……

確かに一年たってるけど

家族が突然、目の前から消えてしまって

もう、絶対に、二度と会えない………

最期に会話すらしてない……


毎日泣いてる…

笑ってても 泣いてる…

何してても 悲しい…

食事してても、テレビ見てても

心の底から楽しめない……

胸が苦しすぎて心がバラバラで

もう、終わりたい……………


こんな悲しい経験する人はふえてもらいたくない。

でも、この気持ちは

経験した人しかわからない……


でも、先生…

長女は、先生のこと、好きだって。

飄飄と接してくれる先生に助けられてるって……。


明日は休みたいって言ってた。

ゆっくりさせるのもいいかな……


お兄ちゃん、ちょっと、恨むなぁ~

ちゃんと、妹たち、見守っててね……

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