届かぬ想い
やっぱり買い物はキライ……
スーパーで買い物してると、必ずと言っていいほど、立ち話に夢中になってるお母さん達がいる。
もっと、端で出来ないのかな……と思いつつ、
昨日は、お目当ての食材の近くで話してて、会話が漏れ聞こえてきた。
『そーなの、息子のご飯とお弁当作んなきゃ。
もう毎日だから、献立大変。』
みたいな事を話してた。
気付いて……。
それはとっても、幸せな日常………。
息子の言動、あーだこーだ言える幸せ………。
でも、私もそうだったんだろうな……
幸せに気付かず、お弁当か大変だとか……
夜勤多くて時間合わなくて、一緒にご飯食べられないだとか……
でも、もう一生、一緒にご飯が食べられなくなるなんて……思ってなかった。
亡くなる年のゴールデンウィークに、私だけ仕事で、主人と子供たち3人で、お出掛けしたのが、最期になるなんて……思ってなかった
。
突然行くというか、何処にも行かないの、なんか寂しいってなって、急遽出掛けてた。
息子のiPhoneに妹達を写した写真が遺されてた。
その写真みて、長女は泣いてた……。
私も、いまだに泣かない日はない……。
遺影に話し掛ける→涙の毎日……。
今日は、次女の卒業式だった。
鞄に息子のお骨、忍ばせて行った。
一緒にお祝いしてもらいたかったから……。
昔、息子のPTAに連れて行くと、
次女はよく、そっくりと騒がれていた。
(長女は似てないらしい。)
お兄ちゃん、あんなに小さかった・・ちゃん、もうお母さんの伸長抜いたよ。
お兄ちゃんに祝ってもらいたかったな……
お兄ちゃんみたいに大きくなりたいって言ってるよ……。
お兄ちゃん
どうしてるかな……
お兄ちゃん……
会いたいな…………
声が聞きたいな………………